果物感にあふれる!ジャムへの思い

ジャムを作るようになって早、7年。詩乃庵さん=ジャム屋さん、が少しずつ知っていただけるようになってきました。

はじめは、いろんな形の瓶で試行錯誤しながら作り、画像のような三角瓶とビジュアルになって3年になろうとしています。このデザインが出来た時、とっても上品で少し大人びたような感じが気に入っていました。

詩乃庵ジャムをすごく好きでいてくださるお客様が少しずつ増えて、本当に嬉しく思います。

最近よく、「なぜジャムを作ろうと思ったのですか?」と聞かれることが多くなりました。私にとって、お菓子を作ることと同じくらいジャム作ることは自然の流れのようなものだったのですが、お菓子教室やっていることもあり、不思議に見えるのかな。

 

【初めてジャムを手作りしました】

ジャムを初めて作ったのは大学生の時。新聞の切り抜きに、ある料理研究の方のコラムに書かれていたレシピを見て、読みながら自己流に作りました。もともと、美味しいものが大好きで、甘いのが大好きで、ジャム好きで(食べる専門でして)、自分で作れるんだ~という発想に感動。量もわからないから、瓶の大きさも適当。作ってプレゼントしよう~!って張り切って作りましたが、出来上がった量は・・・びっくりするくらい半分くらい煮詰まって。でっかい瓶に満杯することもなく、半分にも満たない量で、でも、瓶に入れて「食べてね~」って友達にプレゼント。その場で皆美味しい!って言ってくれて、更に手作りということにも褒めてくれて。

「心がこもっているのね~、だから美味しいがきわだっているようだよ」と言ってくれた友人の言葉が忘れられません。

火を通しても美味しい香りが部屋中に広がり、フレッシュの果物食べているときよりも果物食べているような味わい。ジャムってめちゃめちゃおいしいじゃん!

 

【ジャムを販売してみたい】

学生時代を何年か過ぎ、お菓子活動しながら初めて作ったジャムのことを思い出し、「ジャムもスイーツのように手作りできるし、又作ってみたい」と。県内でいろんな手作り市が開催していて、個人でジャムを作っている方のところも足を運び、ジャムを味見したり購入したり作り手さんとお話したりしました。

レシピ本みたりしながら、自分なりのジャム味を模索しているとき、ジャムでとっても有名な女性パティシエさんの講習会が県内で開催されることがわかり、即申し込み、受講。四季をつうじて沖縄で定期的に開催され、全て受講。その後、東京へ習いに何度か足を運びました。

お菓子にも共通してますが、本だけではわかりづらかったり、自己流だと失敗もたくさんで、凹むことも数しれず。実践を通し、細かい部分を吸収。見る聞く、手を一緒に動かすということで発見がたくさん。レッスンをたくさん受けながら、自分のジャム、自分の味、が確率できるようになってきました。

 

【作りながら考えていること】

果物の種類も季節もいろいろ知り、季節ごとに味わう幸福と贅沢と貴重さを、作りながら体感できるのもすごく素敵。手から肌から感じます。

仕込みをするとき、フルーツをカットしながらふと、「この果物が生まれた土地、育った場所、育てている農家さん生産者さんの思い。瑞々しく育てた果物。おいしいジャムにするね。」・・・

ことこと炊いているとき、手作りだからなおさらおいしい!と言ってくれた友人の言葉が思い出す。ジャムを囲む家族の団欒、笑顔。ジャムをすくうスプーンが止まらない風景を思い描いています。ジャムがついたおくちをにか~って大きく笑っているこどもたち。お母さんのやさしい笑顔。休日の朝ごはんの風景。穏やかな空気。

ジャム好きなあの方においしく届きますように。

毎回作り終えると、一心に打ち込むから考えていること忘れちゃうんですが、子供達を思いながら仕込みしていることも。「今日はあなたの好きなジャムを作ったよ。日曜日が楽しみだね」

「おいしいジャムになったね~^^うれしいね~^^」って独りごと言いながら瓶詰めしたりラッピングしたりしています。(´∀`)

この頃は、子供たちがジャムを食べるようになりました。好みは長男次男違いますが、休日の朝ごパンのトーストのお供にジャムを選ぶようになりました。生のいちごは食べない二人ですが、ジャムなると食べるの。不思議~。

「うん、上手い!おいしい」って言ってくれます^^

厳選した素材、材料で作り、ちょっとこだわりをプラス。何が入っているかがわかるから、安心してあげることができる。プレゼントもできる。何より、家族に子供たちに、安心して食べさせられる。

 

【果物より果物らしく。それが詩乃庵ジャム】

手作りは、オンリーワン。まっすぐな美味しさが詰まっています。

詩乃庵のジャムも、他のジャム作家さんも、それぞれがオンリーワン。ジャム作家さんの思いやこだわりが違うから、佇まいも味も違う。

詩乃庵は、一人で作っているので大量生産はできません。季節の果物と剥いて味見して、美味しくできるのはこれくらいの量かもね~という、感覚的な直感で作ります^^果物を2つ以上組み合わせたりお酒を入れたり。

詩乃庵のジャムは、一般に販売されているジャムと違って、かなり緩いのが特徴です。プリザーブドに近いくらい。基本、果物とお砂糖、レモンといったシンプルな材料だけで炊いているので、煮詰め方を変えながら作っているので、パンに塗るには硬さがそんなにありません。でも、果肉だけで作るジャムは、硬さも少しほしいので、敢えてぎりぎりペクチンを添加します。それでも緩いはず。ヨーグルト、スコーン、パンケーキのお供のようなフルーツソース使いだったり、サラダのドレッシングやお肉料理の下ごしらえに重宝しています~というお客様もいらっしゃいます。*さつまいもジャムは、お団子にのせて食べて美味しかった、という感想も。焼きジャムっぽくしてトーストすると、焼き芋っぽくなってこれまた美味しいのですよ^^*

わくわく、うきうき、元気という気持ちで、ジャムとお菓子を作っています。

 

ジャムのビジュアルですが、ここにきて気持ちのずれを感じるようになってきました。黒の素敵なデザインからスタートしたのですが、背筋がシュッっとなる感じと、今の私の気持ちに合ってないな、と思うようになってきました。なので、新年度のいつになるかわかりませんが、ジャムスタイルを一新します。それまでは、黒の洗練されたビジュアルですので、どうぞご愛顧ください。

 

今日も新しいジャム瓶が届いたので、早速煮沸作業から。美味しいを生み出しますよ。

果物を育てた土地に、作り手の方への感謝を胸に。

ことこと、くつくつ・・・。

 

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